ソーラーパネル洗浄について
再生可能エネルギーとして注目されている太陽光発電。設置してからそのまま放置していませんか?
実は太陽光発電はソーラーパネルが汚れることにより、少しずつ発電量が少なくなってしまいます。新品のパネル表面は一般的におよそ90%の光を透過しますが、花粉・黄砂・ホコリ等の汚れが付着することで透過率が下がり、その分の発電効率が低下してしまうのです。1日で見るとわずかな差かもしれませんが、年間の損失額は大きなものになる場合もあります。
ただ、屋上に設置されたソーラーパネルを洗浄することには転落の危険が伴います。また、洗浄方法によってはパネルの表面に傷を付けて、発電効率を下げてしまうかもしれません。
「最近太陽光発電の効率が落ちてきた…」とお感じのお客様は、ぜひ当社の洗浄サービスをご活用ください。
※設置場所・パネルの枚数よって料金が異なります。詳しくはお問い合わせください。
ソーラーパネル洗浄をする3つのメリット
1.発電効率の回復
ソーラーパネル表面に汚れが付着すると、発電効率に大きな影響を与えてしまいます。また、発電効率が落ちたパネル自体が抵抗になって、システム全体の発電量低下を招きます。高い発電効率を維持するために、定期的な洗浄が必要です。
2.ホットスポット化の防止
パネルに落ち葉や鳥のフンが付着して一部分だけ影になると、大きな抵抗がかかって熱を持ちます。短期間であれば問題ありませんが、長時間続くとパネルの破損や発火につながることもあります。ホットスポット化は定期的な洗浄で予防します。
3.長期的な安定稼働
ソーラーパネルをきれいに保つことは、故障を防ぐことにもつながります。発電量を長期にわたって安定させることで、太陽光発電のメリットを最大限活用できます。
ソーラーパネルは、洗浄で発電量UP
太陽光発電は年月を経るごとに、発電量が低下してしまいます。パネル自体の経年劣化もありますが、影響が大きいのがパネル表面に付着してしまった汚れによる発電効率の低下です。
ソーラーパネルの表面は、一般的なガラスに比べて雨で汚れが流れやすいように加工されています。しかし、パネルの設置角度や周囲の環境によっては汚れが落ちにくいということも十分に考えられます。
また、鳥のフンや排気ガスのススなどの汚れは油分が多く、雨では落ちにくいものです。発電量が低下してしまったら、パネルの汚れを疑って洗浄することをおすすめします。
当社では、専用のクリーニング機器と洗剤を使うことで、パネルを傷つけることなく最大限に発電効率を回復させる清掃を行います。
洗浄工程
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洗浄前
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洗浄中
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洗浄後
サービスの流れ
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Step01
現場確認
現場に行き、ソーラーパネルが設置されている環境や、パネルの汚れ具合を確認します。
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Step02
セッティング
確認後、作業に取り掛かります。
パネルの設置状況に合わせてはしごを渡したり、高所作業車を用意します。 -
Step03
洗浄
専用の薬品を散布してから洗浄します。
洗浄機を使ってパネルを傷つけないように丁寧に洗い流します。パネルだけではなく、設置されている整備全体の清掃も行います。 -
Step04
点検
設置されている整備全体の点検も合わせて行います。
配線の劣化・錆・破損など、細かいところまで目視で確認します。 -
Step05
撤収
洗浄で使用した道具を片付け、最終確認を行います。
よくある質問
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Q
- 雨で汚れが流れるからソーラーパネルの洗浄は不要だと聞きますが?
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A
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ソーラーパネルの表面には汚れが付着しにくいようにコーティングが施されていますが、設置角度や雨量などの影響を受けて全ての汚れが流れるわけではありません。鳥のフンなどの油分の多い汚れや、黄砂など短期間のうちに積もる汚れによって、発電効率に悪影響を及ぼすことも考えられます。
高いパフォーマンスを維持するために、目視で汚れが確認できる場合には洗浄を実施することをおすすめします。
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Q
- 高圧洗浄機やブラシを使用しなくても汚れは落ちますか?
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A
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高圧洗浄機を使った洗浄をイメージされる方が多いかもしれませんが、ソーラーパネルを傷つけてしまうおそれがあるため、通常の高圧洗浄機や硬いブラシは使用しません。パネルメーカーによっては、圧力式クリーナーを使用した場合、補償の対象外になってしまうこともあります。
当社では中性の洗剤で汚れを浮かせ、マイクロファイバーの布で優しくふき取るようにしています。
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Q
- 雨天でも洗浄作業はできますか?
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A
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きれいに仕上げるために、出来る限り晴天や曇りの天候のもと作業を行っています。
また、作業の安全を確保するため、強風や雷の発生時には作業を延期させていただきますのでご了承ください。その場合、お客様のご都合の良い日時に改めて作業をさせていただきます。